標準サッシ(窓)の「数」と「種類」は、部屋の大きさと部屋の用途で決まります。
*2020年時点での情報です。
標準サッシ数
以下、
部屋の大きさ:標準サッシ数 です。
2帖以下 :なし(小さくても窓が必要な機能の部屋は1つ標準;注釈参照)
2帖超~3帖:1つ
3帖超~10帖:2つ
10帖超~12帖:3つ
12帖超 :4つ
*部屋の面積は、備え付け収納を除いてカウント(closet・押入の面積は、カウント外)
*洗面所・脱衣所・トイレ・広縁・階段室・書斎は、2帖以下でも1つ標準。
*同じ大きさのサッシの距離が0.5マス(455mm)未満で設置すれば、合わせて1つとカウント。
*サッシを標準個数分の採用しなくても減額はありません。採用しなかった分は、他の部屋にも回せません。→標準の個数のサッシを採用しないと、基本の坪単価に含まれている費用なのでもったいないとも言えます。
サッシの種類の標準
サッシの種類
・FIXのみ:玄関ホール・ホール・シューズクローク・階段室・ユーティリティ・吹き抜け・納戸・WIC・カップボード上下に付ける場合
・FIX or 開き窓:洗面所・脱衣室・トイレ
・上記以外の部屋は、FIX/開き/引違い いずれも標準
*標準で採用できないものは、オプションで採用可
軸組工法と枠組工法では選べるサッシが違う
グランセゾン含めセゾン系の軸組工法の場合、
*幅9尺の引違いサッシ数は制限あり
・建坪50坪未満は2つまで。50坪以上は、3つまで。
*9083サッシは、9073との差額オプション。
風呂のサッシは2-3種類しかない
大①fixと開き窓の組み合わせの幅135*高さ126cm(JM4542)
中②開き窓の幅60cm*高さ126cm(JK2042)
小*③開き窓の幅60cm*高さ90cm(JK2030)
*③はカタログにはありますが、採用できる風呂の方向が限られます
(うちでは、採用できませんでした)
・窓なし
⇒風呂の窓の大きさは断熱に重要で、断熱重視の場合は小さいほどいいですが、
一条では、小窓にはできません
ここから、内部ブラインド付のペアガラスと、ブラインド無しのトリプルガラスを選びます。
*断熱的にトリプルガラスにしたかったのですが、
家族の意見でブラインドを付けるためにペアガラスになりました。
トリプルガラスか、ペアガラスでブラインドかは、こちらの素晴らしい実験の記事を是非ご覧下さい。
私は、これを拝見して選択しました。
一条のサッシのサイズ表記
・9073のサッシのサイズは、
前2桁で幅 を表す:90→9.0尺≒ 幅 270㎝
後2桁で高さを表す:73→7.3尺≒高さ220cm
高さ2.5メートルの引違いサッシ9083(高さ8.3*30≒250㎝)の採用には、
プラス8万強(消費税込)。さらにこの窓に網戸を付けるには、プラス3万弱。
窓ガラスは外から見ると緑色
なお、一条の三重窓ガラスは、外から見ると緑色です。外観を気にする人はご注意を。
サッシメーカーからは、高断熱サッシでも、透明なガラスも出たようですが、現時点では、色付きガラスの方が遮熱に優れるようです。
以上です。
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