昔住んでいた家との比較

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2019-2021年に私自身がグランセゾンを建てるに当たり、自分の実家を建てた時の情報を参考にしました。今回の記事は、それにまつわる自身の記録・随想です。時間のある方だけお付き合い下さい。家づくりの情報をお求めの方は、この記事でなく他の記事を読むことに時間をお使い頂ければ幸いです。

実家
・総二階で48坪、30年前に1000万円で建てた。昨今の家と比べると小さくない家だが、当時、地元では小さな家だった。
・母が間取りを考え、建築士に清書と建築申請依頼。地元の大工、親戚の内装クロス業者で、キッチンはメーカーから買ってDIYで、建てた。当時は、世間的に今で言うところの大手ハウスメーカーの評判はよくなく、地元大工で建てるのが普通だった。
・当時は、階段のまわり段が(少なくとも周辺では)珍しく、大工さんが作るのが初めてで四苦八苦していた。その分、竣工後に大工さんが他の施主に見せにくることがあった。また、物が置けるコの字型の作り付けの玄関のシューズクロークも珍しく、同様だった。
・家の天井は、2.3mを大工さんに提示された。それでは低い、という父の強い希望で2.5mにしてもらったが、なんでそんなに高くする必要があるのかと大工さんに難色を示された。
→この話を私が聞いたのは一条でだいぶ打ち合わせを進めてからだった。天井を高くする高額オプションは一条の営業の方に勧められなかったので、もしi-smartなら標準の2.4mにしていたと思う。実家と段違いに高額な家を「天井が低い」と父に否定されたかもしれないことを考えたら、1階2.65mのセゾンにしてよかったと思った。
・建てて早々に、1階の外壁沿いの天井に雨が侵入したシミができた。大工さんに、その上にある2階のサッシ周りが原因ではと言われたが、雨漏りまではいかず、進行もしないのでずっとそのまま。大工さんなのでアフターフォロー契約もなにもないが、家を作ってくれた大工さんはとっくに他界している。
→私が大手で建てることになったことに影響している
・自分もこどもながらに覚えているが、この家を建てる場所にあった「蔵」を敷地内で移動した。家の物置は、建築申請をするサイズのもの。
・古くからの土地で、外構工事は頼んでいない。
・たくさんの庭木は、親戚が持ち込んだものを植えていった結果。父がずっと剪定しているが管理が非常に大変。柿の木は古くなり空洞になったので切り倒した。地植えの松の1本は、除草剤の種類を間違えて枯らしてしまった。

実家の室内環境
・社会人になってから自分は、新しいアパート7箇所に渡り転々とした。そこのエアコン暖房と比べると、実家は、ときどき石油ファンヒータ+こたつで恐ろしく冬が寒い。冷蔵庫と同じ室温の暖房のない玄関を通るトイレに行くには覚悟がいる。朝、石油ファンヒータを付けるまではリビングも同じ寒さ。実家は、川が近いせいか、窓を開けると風が涼しくて、真夏の一時期は扇風機を付けっぱなしで寝ていてエアコンがあったらなと思うことはあったが、窓全開だと夏でも朝には冷えすぎていたと思う。ただ、10数年前からだろうか、夏の猛暑日が当たり前になってから、真夏にエアコンのない実家に帰ると、扇風機は熱風で、室温も35℃を超え、かいた汗の気化熱を利用しても暑くて居場所がなかった。なのに、孫が生まれてすぐ、実家にエアコンが付いたのは驚いた。

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