高気密+耐震のハウスメーカー

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2020.1.4更新しました 

私の居住地の近くには、
高気密かつ耐震等級3を謳う地元工務店はありませんでした(フランチャイズ除く)。

該当したハウスメーカーは下記の通りでした。

セキスイハイム

セキスイハイムの木造;to you home
・大手ハウスメーカーで唯一、気密がいい(C値<1)。
 *近くの実例では、C値0.88-1.0とのことでした。
 *他社でも、寒冷地仕様として数十万円のオプションで高気密にできることもあります
・気密重視なら木造(to you home)だが、ハイムの主流は鉄骨なので、木造の情報が少ない。
・木造の換気システムが古い。情報が出回っていない。
家の工法が特殊
 工場で作った同じサイズのcube型の構造を、現場で積み重ね金物で接続し組み上げる。
 その分、室内に無駄に二重になる壁がでる。このため、工期がかなり短い。
・外観が特徴的
・床暖房にはできない(床が反るから、と言われた)
・契約をせかされた(建築条件付の土地、建物それぞれで)
  ZEH補助金枠を優先的に割り当てるから、などということで。
・立派すぎる地元ハイム本社ができて、その原資は施主の建築費用かと思うとげっそり。
  (一条もフィリピン製造でコストが小さいのに高い、粗利が大きいとの話も)
・普通は営業が設計。お願いしたら建築士さんと打ち合わせできた。         
・見積もりの根拠の分からない値引き(建物本体価格から12%オフを提示されました)
・ユニットバスは自社製品があり、他社製品は割高。
・母体が最も大きな規模(積水化学工業)で安泰らしい
・地盤改良として環境パイル工法(木の杭、地中は腐食が遅いため長持ち)が可能
・住宅ローンはSBIと提携のため変動金利0.415%で最安(契約時の手数料は1000万円あたり22万円と型通り高額)

<第一種換気>
・木造は、「空気工房」という名称
 天井から吸排気。鉄骨のような1階床ガラリはありません。
 1日10-30Lの除湿が可能(ホームページより)で、湿度≦70%に保てる(営業担当者より)。
 システム古い。
*「空気工房プラス」にすれば全館空調と一緒にできるが、営業担当から全館空調はお勧めされず。
・鉄骨は、「快適エアリー」という名称
 1階はガラリ(格子)が床にでき、冬はそこから給気。
 生活しているとガラリ自体が割れるし、そこから床下にモノが落ち不便というクチコミあり。
 フィルターは週1回、大元のフィルターは3ー4か月に1回の掃除が必要。
 5年ごとにフィルター交換が必要で5万円らしい。
*鉄骨は木造より坪2-3万高いと、打ち合わせで言われました。

【もし、うちが下記の条件でしたら、ここにお願いしたかもしれません】
・床暖房はいらない
・とにかく早く建てたい
・ZEH補助金優先*大手ハウスメーカーなので、時期が合えばZEH補助金が申請しやすい
・特殊な構造上、室内の壁が2重になるところができても気にしない
・他社批判が多く、契約を急かす営業担当者でも気にしない
・積水ハウスよりやや格下のハウスメーカー、などと言われても気にしない
・外観が好みに合う

フィアスホーム(フランチャイズ)

 フィアスホームのフランチャイズの工務店
 *フィアスホームは、
  LIXILグループ3社が合併し、2008年誕生。
→ LIXILの住設を勧められるが、キッチンの人気はクリナップとのことだった。
 ・設計士は、営業の方。それを元に建築士が清書する。
  (お願いすれば建築士との相談も可能とのことだったが何回可能かは不明)
  具体的な間取り希望を細かく聞かれ、間取りを作成する方式だった。
  間取りによっては、基本である耐震等級3以下になり得ると言われた。
 ・第一種換気をウリにし、各部屋設置のダクトレスだが、実物が展示場になかった
  *展示場は一括換気だった
 ・通常の工務店と同様に、材料費からの見積もりを出してくれるので納得しやすい。
 ・コンセプトはよいが、パンフレットは本部のもので、
  そこのフランチャイズで建てた実例が少ない。
 ・営業は女性だったので、その視点での家づくりは捨てがたかった。
 ・柱の角が丸い

【もし、うちが下記の条件でしたら、ここにお願いしたかもしれません】
・地元工務店で詳細な見積もりで納得して建てたい(坪いくらのどんぶり勘定でなく)
・地元工務店に全国ハウスメーカーの安心感がほしい
・床暖房はなくてよい
・オール樹脂サッシでなく、アルミ複合サッシまでの断熱でよい
・間取りは、営業の方と決める方式でも気にしない
ダクトレス第一種換気のたくさんの実例の確認は必須

アエラホーム

 アエラホーム(直営店)
 ・振り返ると、概算見積もりは、総額500万円くらい一条より安かった(標準仕様での比較)
  *実際の見積もりは、後述の通り見せてもらえず。
 ・訪問し、時間を掛けて同社の建築士さんに間取りの希望を聞かれ、
  後日、作ってもらった間取りを見せてもらいに行ったら、
「本部指示で、競合他社の見積もりが出揃い、当社と契約するか即答できる状況でないと…」 と、間取りプランが「目の前にあるのに」見せてくれなかった。。
殿様商売。。御社はどれだけ上から目線なんだ…と感じました。
目の前にある大好物のニンジンをやっぱりあーげない、と言われた気分。
間取りを作ってくれた建築士さんが可哀想。。
こちらとしては、間取り希望を詳しく聞かれた時間を、返してほしい気持ちになりました。
*この業者は、最初から店長さんも対応してくれたのですが、
 何をするにもすぐ本部に電話で確認していて、店長に裁量権がない様子でした。

【もし、うちが下記の条件でしたら、ここにお願いしたかもしれません】
・建築業者は殿様商売でよい
 ひいては、建築業者の長期保証にかかわる将来性は気にしない

FPの家 

FPの家(フランチャイズ)
*資料請求とホームページチェックのみで訪問に至らず*
・ウレタンパネル性能がウリの全国区メーカー
C値平均0.44(最高値0.14)の超高気密
換気は、第三種換気
<うちから最寄りのフランチャイズの工務店の場合
 ・店舗が、街中から離れたところに存在し、やや遠かった。
 ・間取りについて、初回プランから1回の修正で間取り確定、契約する流れです。

【もし、うちが下記の条件でしたら、ここにお願いしたかもしれません】
・間取りにこだわりがなく、間取りの打ち合わせは数回でいい
・床暖房はなくていい
・実績のある高気密・耐震がいい
・超高気密+第三種換気がいい
・打ち合わせ場所がやや遠くてもよい
・実例に好みのデザインがある

店舗がやや遠く訪問せず個人的にリサーチ不足であること、
しかし、全国的には人気とのことで、気になる建築業者です。

鉄骨は、高気密の商品がない

鉄骨は大手ハウスメーカーが大量生産のために開発したものですが、
それでC値が最良のものは、セキスイハイム(鉄骨) C値≦2 です。
いわゆる高気密住宅C値<1を謳う鉄骨は、少なくとも2020年までにはありません。
木造を選択するしかありません。
*(鉄骨であっても)木造の部分の経年変化は避けられず、
 建築時のC値<1をどれくらいの期間維持できるのかは不明ですので、
 建築時C値の1くらいの差は、気にしない方がいいのでしょうか?
 それとも、C値は経年劣化するのだから、最初のC値の多少の多寡も重要なのでしょうか?
国の住宅性能に気密性が入っていない現状では、その答えはなかなかでないでしょう。 

以上です。

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